誕生日の祝いとしてカタログギフトを贈られて感じたこと

息子から誕生祝を貰いました。毎年妻、息子、娘それに最近では孫娘から誕生祝を貰っています。7
0歳を過ぎて誕生祝もないものだと、自分では思っているのですが、やはり祝って貰えることは何歳になってもうれしいものです。息子からの今年の祝いはカタログギフトでした。
貰った時、とても重たいので何かなと包み紙を開いてみると、ケースの中には息子からの誕生祝いのメッセージとともにカタログが2冊入っていました。
自分の好きな品物をカタログから選べるということで、最近ではいろんな祝やお礼のお返しの方法として利用されているようです。たしかに贈られた人が自分の好みの品物をが選べるという利点がありとても便利なものではあります。

カタログを開いてみますと食品、時計、装飾品それに家庭用品といろんな分野から品物が選べるようになっています。それだけに、この方法では贈った品物が相手にはあまり必要で無いものであったなどの失敗は無いと思います。
しかし贈った人の心が本当に伝わったのかという疑問が湧いてくるのです。
私が古い考えを持っているのかも知れませんが、本来であれば実際に贈られた品物が、例え自分の欲しくないものであったとしても、心のこもった贈り物であればそれはそれで記念になるものです
。しかしカタログで選ぶ贈り物となると、品物を選んだりしているうちに時間が経ってしまい、その時間の経過とともに、贈ってくれた人の気持が段々と薄れて来るのではないでしょうか。
やはり人に贈り物をする時には贈る人にどんなものを贈ったら喜んで頂けるのかななどと、考えながら品物を選んで贈ることが基本ではないでしょうか。

そういえば昨年の誕生祝には息子から長財布をプレゼントして貰いました。
この長財布は息子からの贈り物として大事にしており、外出する時はいつも持ち歩いています。
それにしても息子は今年のプレゼント選びにはさぞかし苦労をしたのではないのかと思います。


その結果がこのカタログによるプレゼントとなったものでしょう。
息子が贈り物を選ぶという苦労をして困ったことを考えると私も贅沢をいってはおられません
。カタログをしっかりと見て記念になる品物を、ありがたく選ばせてもらうことが贈ってくれた人に対する感謝の心使いとなるのでしょうね。