こんなパパさんのもとに産まれてきたいです

カフェでランチをしていると、隣に座った男性2人の話が聞こえてきました。
2人は久しぶりに会ったようです。実は数年前に結婚していてもうすぐ初めてのお子さんが産まれるので、学資保険について話が聞きたいと言っていました。
もう一人の男性はどうやら保険会社の営業の方のようです。
丁寧に状況を聞きながら、まずするべきことは住所の変更と受取人の変更です、と説明されていました。その後、奥様は現在どういう状況か、どこで産む予定なのかなど聞いて、出産後しばらくはばたばたしてしまうから、その前に奥様にも聞いていただいてライフプランを考えましょうと言いました。
私は2人の話をじっくり聞いてしまうのもどうかと席を立ちましたが、この男性たちに好感を持ちました。

親になる責任をしっかり自覚して保険の見直しを考える男性、そして数年間連絡を取り合っていなくてもその相談をしてもらえる営業マン。
少しの会話だけでもどちらも信用がおけるような気がしました。パパさん、こんなパパさんのもとに産まれてくるお子さんはきっと幸せになりますよ。

私の職場では保険に加入している人がほとんどいません。
保険会社の方とお仕事で一緒になる機会もあるので比較的身近に感じているはずです。

独身の人もいますが、お子さんが産まれたのにまったく加入していない人もいれば、加入していたのにお金がかかるからと保険を解約してしまった人もいます。
その話を聞くたびに、私にはお子さんはこんなパパのもとに産まれてきたくなかったよと泣いているのではないかと思えてしまいます。
他人事ながら、いつまでも元気で働くことができればいいですが。
百歩譲ってじっくり検討した結果、保険に加入しないとかお金があり余っているということならまだわかります。

心配性な私には、自分は大丈夫という根拠のない自身が持てるなんてポジティブでうらやましいです。
久しぶりにしっかりした男性たちの話を聞いて、またまた他人事ながら安心しました。